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フリースクールに通わせて良かったこと

こんにちは。天気が良い日が続いていますが、日に日に寒くなってきましたね。

不登校になりたての頃は引きこもろうとする息子を学校に行かせることに必死でフリースクールに通わせることは一切考えていませんでした。

良いご縁があってフリースクールに通うようになってからも、1年くらいは行ったり行かなかったりの繰り返しで中々安定して通うことはできませんでしたが、本人に任せて行ける日は送迎していました。

2年目くらいからほぼ毎日行けるようになり、今では自分で準備をし朝から楽しく通っています。

かりんと

今日は、不登校の我が子をフリースクールに通わせて良かったことと少し困ったことを書いていきたいと思います。

目次

友だちとの出会い

息子は、元々「あいつは面白くていいやつ」と言われるようなタイプで沢山の良い友だちに恵まれていました。
しかし、不登校になってからは友だちとは疎遠になってしまい、一人でゲームをする日々。

フリースクールに行くようになってからは、年下から年上まで幅広い年齢の子と出会うことができ、もしかしたら一生の付き合いになるかもしれないと親が思う程の仲間や温かく見守ってくれる先生方に囲まれ楽しく過ごしています。

家に帰ってからも友だちと繋がり、あーだこーだ言いながらゲームを楽しんでいる姿を微笑ましく見ている私です。

普通、よそ様の子とゲームばかりしていたら、悪影響じゃないかな、勉強が疎かにならないかな、テスト前じゃないのかな?と心配になってしまいますよね。考えるだけで胃が痛くなりそうです。
フリースクールの子の場合は、親同士お互いに方針が似ていて何でも相談しあってるので、変に気を遣わずとても楽です。

我が子が、大好きな仲間たちと一緒に時間を忘れてくだらないおしゃべりをしながらゲームに没頭する。
それがどんなに貴重な時間でありがたいことなのか親同士わかっています。

いつゲームを終わらせて寝るのか、それは本人たちが自分で決めます。
次の日もフリースクールで遊びたいから、どちらかが、もう寝ようと言い出して終わっているようですよ。

遠足と似た体験ができる

息子の行っているフリースクールでは、定期的に登山や観光に連れていってくれます。

不登校の子は遠足に参加できていない子が多いですよね。

溜まった手紙の中のしおりをうっかり見つけてしまい、紙ゴミにグイっと押し込む時、何とも言えない切ない気持ちになります。不登校の子を持つ親御さんなら共感してもらえるのではないでしょうか。
そんなどんよりネガティブな気持ちを和らげてくれるのがフリースクールの遠足でした。

息子のフリースクールでは、先生が計画を立てることもありますが、子どもたちが何日もかけて話し合って行き先を決めます。そして毎回、とてもいい顔で帰ってきます。

規則正しい生活になる

フリースクールに行きはじめてからは、早寝早起きができるようになり、健康的な生活になりました。
昼夜逆転に対してのマイナスイメージはもはや全くないのですがね。
朝に起きてご飯を食べて「もう行くから送って行って」と言われるのは、親としてはやっぱり嬉しいです。
これまで焦らないで余計な口出しせずに見守ってきて、本当に良かったなって思います。

行くか行かないかはっきりせず、どうするのか責めるような口調で聞いていた私。

そのやり取りがとても嫌で、ある日、息子に言いました。

「行く時に声をかけてほしい。お母さんからは何も言わないから、準備が出来て出発する時に、「送って行ってほしい」と頼んでね。」

その日から、どうするのかなと気になっても我慢しました。

朝には行くようなことを言っていた。しかし、時間になっても2階から降りてこない。

ものすごく気になる。「まだ?行くのやめたの?」と聞きたい。

聞きたいけど知らないふりをしました。私の一貫した態度が良かったのか、自分で準備をして朝からフリースクールに行く日が増えました。

母親はどうしても過干渉になりがちです。不登校の子を持つ母親は尚更そうなってしまっても仕方がないかもしれません。

ですが、この過干渉を意識的にやめてみるというのは、親子関係を良好に保つ上で欠かせないことであり、親も子も大きく成長できると思っています。

また、脱線してしまいました。

送り迎えが大変

朝に車で送っていって夕方に迎えに行かなくてはなりません。正直に言うととても面倒です。

休みがちの時は、毎日行ってほしいと思っていたのに、安定して通い出したら、今度は、「今日ぐらい休んだら?」と言ったりしているんだから、本当に自分勝手だと自分でも思います。

時々、自転車で行ってくれるので、いつかは送り迎えから解放されたいと思っています。

全国の送り迎えをしている親御さん。いつも本当にお疲れ様です。

たまには、自分の時間を確保してゆっくり休んで下さいね。

かりんと

大事な我が子が通うフリースクールなのでいくつか見学してから決めようと思っていましたが、一つ目の場所がとても気に入りました。
子どもがどう一日過ごすか自分で決める、子どもたちを尊重し見守り、一緒に遊んで寄り添う、という考え方にとても共感しました。
皆様にも良い出会いがありますように。

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